| 事件のあらまし
昨年2月7日ごろ、苫小牧市のアパートで埼玉県川口市、元すし店経営西脇健次さん(当時36)と、同県所沢市、元パチンコ店従業員村田充弘さん(当時30)の二人を殺害し、登別市幸町の運送会社敷地に放置されていたトレーラーの荷台内に遺体を運び込んだとして、殺人と死体遺棄の疑いで、パチンコ台を不正に捜査する「ゴト師」グループの四人を逮捕した。
逮捕されたのは、神奈川県出身で住所不定、無職岡田浩和(36)=窃盗容疑で逮捕送検済み、埼玉県出身で住所不定、無職渥美圭一郎(31)=詐欺容疑で逮捕起訴済み、室蘭市八丁平2丁目、トラック運転手島田和幸(26)、日高支庁えりも町笛舞、漁業工藤伯智(28)の四名。
室蘭署の捜査本部の調べに対し、四人は「首を絞めて殺した」と事件を大筋で認めている。
同本部などによると、西脇さんと村田さんはグループのリーダー格。岡田容疑者は、西脇さんと村田さんから2000年秋、室蘭市内のパチンコ店に従業員として勤務するよう指示され、そこで同僚の工藤容疑者、客の島田容疑者と知り会った。
三人はグループ仲間の渥美容疑者と組み、西脇さん、村田さんに報告せずにパチスロ機を不正に操る装置「裏ロム」を仕掛け、稼ぎを得ていた。このトラブルが原因で事件になったとみている。
岡田容疑者は勤務先のパチスロ機から、裏ロムを仕掛ける目的でロムを盗んだとして窃盗の疑いで一月下旬に逮捕されていた。殺害現場のアパートは西脇さんが借りていた。殺された二人は昨年2月上旬、フェリーで苫小牧港に上陸した直後、行方不明になっていた。
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