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現在の階層 A・P総研サイト/一般情報一覧 -2000年度/一般ニュース 05/15

2000/05/15発信:一般向けニュース
 フジテレビの夕方のニュース番組『スーパーニュース』で、弊社が出演するパチンコ不正問題の特集コーナー取材で、京都大学大学院工学研究室(写真1・2)にて、京都大学工学研究科講師の理学博士『荻野晃也』先生(写真3)にお会いした。
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写真1 写真2 写真3

 不正電波発信機の電磁波がどれだけ人体に悪影響を及ぼすのか、ゴト師達はどれだけの危険を世負った上で、また危険を承知の上で不正電波発信機を使うのか、弊社の所持している電波発信機を使って実験を行った。

 荻野先生は『ケータイ天国・電磁波地獄』(週刊金曜日・別冊ブックレット)で、監修をされている。詳しくは後日掲載させていただくとして、今回は簡単に基礎知識をお知らせする。


電磁波の種類について……

 電磁波は太陽光の仲間であり、自然界には様々な形として存在している。紫外線よりもエネルギーの高い電磁波を放射線と言う。

例:γ(ガンマ)線 X(エックス)線

 これらの電磁波はエネルギーが大変強く、細胞や遺伝子などを構成する分子や原子をバラバラにしてしまう電離効果があるので、電離放射線とも呼ばれている。

 赤外線よりもエネルギーの低い電磁波を電波と言う。電離効果が少ないので非電離放射線と呼ばれている。この電波領域のものを電磁波と呼ぶことが多い。

 電線に電圧がかかるとその周りに電場が、電流が流れるとさらに磁場が発生する。電気の力が及ぶ空間を電場、磁気の力が及ぶ空間を磁場と言う。

 高周波の電磁波は電気と磁気のエネルギーの波で、互いに直角に振動しながら空間を伝わる。一秒間の振動回数を周波数と言い、Hz(ヘルツ)を使います。電磁波は周波数が高い順に、γ線・X線などの放射線、紫外線・可視光線・赤外線などの光、サブリミ波・マイクロ波・短波・中波・長波・超長波などにグループ分けされる。また、電磁波で形成される空間を電磁場といい、変動するものと変動しないものがある。磁石や地球磁場、医療用磁石の多くは変動しない静磁場である。

 生体への影響を考える時に重要なのは、交流の電気から発生する低周波の変動電磁波や高周波である。我々が使用している交流は50Hz(東日本)、60Hz(西日本)である。そのような変動電磁場の中で生活しているのである。

 太陽光線以外の人工の電磁波を、ここ数十年で急激に浴びるようになった。放射線だけが人体に悪影響があり、電波は問題がないというのは、過去の考え方で、現在では様々な研究がなされ、疑問が投げかけられている。


携帯電話に使われている電磁波……

 携帯電話に使われているのは、極超短波〜センチ波、通称マイクロ波と言われる周波数の電磁波である。携帯電話基地からは800〜1900MHzのマイクロ波が出ている。携帯電話端末と携帯電話基地の周波数の違いは10%以内であり、携帯電話基地の無線装置の電源部は数千〜数万W(ワット)の電力を消費し、そこから極低周波も出ている。

 携帯電話基地周辺に暮らす住民は、家庭電気製品と比べると数百万倍もエネルギーの強いマイクロ波を常に浴びることとなる。また、携帯電話は高周波と低周波が変調して混ぜ合わされるので、両方の影響が懸念される。

などが、この本の中に書かれている。(一部表現を訂正)


荻野先生との会話から……

 もっとも電磁波として影響が有るのは、眼球と睾丸である。両方とも水分が多く、眼底の水分が電磁波によって高温になると視野角が狭くなったり、視力その物が失われる可能性がある。1942年アメリカ国防相では、レーダーの4時間以上の監視を禁止している。第二次世界大戦のときである。

 実際に見続けた監視官の中から『白内障』の傷害が出たためであり、睾丸においても、放射能を浴びることにより、遺伝子に影響があることも伝えられている。

今回荻野先生にお見せした不正電波発信機は、

  1. 50MHz   5W
  2. 144MHz 100W
  3. 800MHz 400W
  4. 1350MHz 20W

以上の4種類である。

 先生の持ってきたE-FILD(電解強度テスター)(写真4)は、100MHz〜3GHzを検査できるものであった。(写真5)

写真 写真
写真4 写真5

 当然、3が圧倒的に強力なので驚かれてはいたが、パチンコ業界でのゴト状況を知らない先生は、「こんなものを使うなんて、愉快犯でしょうね」と笑っていた。が、私が事情を説明したところ、「それならばこんなものを使ってでもパチンコ店に行くことは理解できる」と感心していらっしゃいました。

 但し、こういった不正電波発信機による悪影響については、「自分に向かって発射しているわけではないし、非常に短時間(0.2〜0.5秒)の照射時間しかないので、それほど影響が有るとは考え辛い」とのことだった。

 しかし、一日中電波を発射しているわけだし、服の中から強引に遊技台を狙うことから、相当自分自身にも輻射している筈である。実際弊社で実験を行っていても、「頭が痛い」「吐き気がしてきた」などの、苦情? が社員から出てくる。

 独身社員にはあまり実験をさせないのは、先の睾丸に影響があるとのことから当然行わせない。その分私がやるはめになってしまうのだが……。

 携帯電話での悪影響は、先生の書かれたこの本の『携帯地獄……』からも分かるように相当な事例が挙げられている。例えば、いつも携帯電話を耳に付ける側の脳腫瘍の出来る確率が、通常の2.5倍に跳ね上がったとの報告も有る。自宅でのコードレス電話の影響は、通常は携帯電話の10分の1の出力のため、荻野先生は影響はないと言っているが、外国から影響が有ったとの事例が報告されている。

 ちなみにこの様な規格や考え方は、国々によって相当違うものである。コードレス電話にしても米国では、携帯電話並みの出力が出ている。その他にも、日本の電子レンジは2.4GHz(2400MHz)であるが、米国では970MHzを使用する。

 余談だが、先立っての茨城県での原子力発電所の事故直後に弊社の社員も常磐道路を走行しており、直ぐに無料検診に行った。幸い何も影響がないとのことだったが、首都圏近くでの臨界事故であり、もっと大騒ぎになってしかるべき事件なのに、なぜか他人事のように過ごす人々が多すぎる。

 ちなみに、今回のような臨界事故現場を車で通過したときなど、後方から来た放射微粒子が眼球の網膜に写り、前を見て運転をしているにも関わらず、後ろの光景が見えると行った不思議な現象まで起こるらしい。


電磁波によって起こる人体への影響

例 白内障 白血病 遺伝子傷害

 ちなみに、不正電波を飛ばしすぎて鼻血が出たなどという噂を耳にしたことが有るが、これなどは全くのデマである。

 これまたついでと言っては何だが、『オウム心理教』が使用していた『ヘッドギア』を先生が持っていたため、「是非被ってみたい」との私の申し出に、笑いながら持ってきてくれた。(写真6・7)

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写真6 写真7

 このヘッドギアをテレビで見たことは有っても初めてみさせてもらったが、相当手の込んだものである。普通脳波に電磁波を送るのならば、4〜5本も接続すればよいものを、数十本もの接続コードが有り、そのコントロールユニットには、スイッチと電池入れがついている。中には相当なチップが付けられていて、機械に精通した人間の製作ということが分かる。

 麻原の脳波を増長して送り込むことが出来る装置とのことだが、その異様さから、幼き子供等を騙してこの様なものをつけさせた集団に対し、改めて憎しみを覚えたのである。(顔は笑っているが……)

 近々に『ケータイ天国・電磁波地獄』から、まとめたものを掲載するが、是非書店に出向き一読して欲しい本である。


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