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現在の階層 A・P総研サイト/一般情報一覧 -1998年度/一般ニュース No.151

一般向けニュース (No.151)

ついに1998年も数日を残すのみとなりましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。本年度最後のFAX.Newsをお送り致します。


電波感知機ならびに防止機について……。

 不正電波感知機『パルスレーダー』を発売するにあたって、色々なホール様より沢山のお問い合わせ、 ならびに御注文を頂いて、寝る暇もなく慌ただしい日々が続いておりますが、以前から「理論上絶対に不正電波を防ぐことは出来ない」と、お知らせしていた商品を、だまされて購入されたり、色々と目に余る商品も有ります。今回は、その辺りをはっきりとお伝えする事と、この1年間を振り返ってみたいと思います。


まずは、携帯電話を使わせない商品を、パチンコの不正電波防止機だと売っている商品について……。

 この商品については、以前にNHKの衛星放送で私が解説したことも有りますが、その時から「パチンコの不正電波を防ぐことは不可能」と言い続けています。しかし、或る大手のホールでその商品を購入しようとする動きが有り、『パルスレーダー』との比較実験をかねて、土曜日の閉店後にその商品の設置店へ出向き、実験を行いました。当然その結果は全く不正電波を防ぐことなど出来ず、また翌日曜日には、「さらにパワーアップしたので、もう一度実験をして欲しい」との要望が有り、全く無駄を承知で実験を行いました。当然役に立ちません。CR大工の源さんの上皿の上に直接その商品をおいて不正電波を送っても、スタートは回るし払い出しはするし、と、何等変わりなく、ホール様の驚嘆することすること……。以前から私ははっきりと言っています。「こういった商品を、パチンコホールに売り込む業者は、サギか、無知のどちらかである」簡単に解説すると、携帯電話は相互通信のために、受信を妨害すれば発信を行っていてもすぐに圏外となって使用できなくなる。携帯電話は、車で受信感度の低い地域を走行すると分かるが、圏外になると自分がどこにいるかを基地局に知らせるために、電波を送り続けている。その為に、圏外とアンテナが1本立ったり立たなくなったりを繰り返すと、あっと言う間に電池が消耗します。そのことを、如何にも電波を妨害しているかの様に言っている業者がいます。又、中には「体感機を使用していると体が痺れる」などと、嘯く業者もいます。 とにかく、この類の商品は「絶対に不正電波を妨害できない」ので、ご注意していただきたい。


『パルスレーダー』の類似商品について……。

 他社の二商品を実験した結果、A社製品は電池交換が出来ない。B社は簡単に出来る。A社の言い分は、「電池の寿命は十年間」などと、これ又嘯いている。使用している電池は『CR2032』で、3Vの電圧が有る。これは弊社の『パルスレーダー』でも二個使用している。が、A社では一個のみを使用している。電波を受信するために、常時回路自体は動いていなければならず、何も受信表示(LEDが点滅する)が作動しなくとも、電池は消耗していく。勿論自然放電だってするはずだ。それで十年間大丈夫と言うのも、これ又大嘘付きと言わざるを得ない。 では、B社はと言うと、電池交換は出来るが、LEDが自動消灯しない。従業員がケースを開け、中の電池を外すまで点灯を続ける。これは、中にICが載っていないために、そういった頭脳が働かないためである。『パルスレーダー』は、当然電池交換が出来るし、しかも電池がある程度まで消耗してしまったら、電池交換を知らせるモードまでを設けている。これは、電池切れを知らないで使用していれば、当然ゴト師側の餌食になってしまうからである。又正常に作動しているかどうかを判別するのが非常に困難なのだが、『パルスレーダー』では、電池を入れたときにデモ画面を約十秒間表示する。 『パルスレーダー』では、その表示方法によって、異常電波か誤作動かを分かるようにしている。但し、プログラム上で携帯電波やノイズ等を処理しているので、携帯電話を近付けても反応はしない様になっている。そして、裏に切り替えスイッチを付けているので、ホール毎の違い(ノイズの発生状況など)や、今後の新手の電波ゴトにも対応している。そして、ICを取り替えることによって、安価にバージョンアップが可能となっている。実験を行ったホールから4000個の注文を頂きました。


他の電波感知機について……。

 スタートセンサーと同じ物を、感知センサーとしてスタートセンサーの近くに取り付けた商品が出て来た。実は、このアイデアは二年ほど前から私にも有り、実現しなかったのは、電波を受信するのはスタートセンサーとは限らず、センサーから基板までのコード自体が受信しているかもしれない。また、CR大工の源さんなどは払い出しをするし、玉ちゃんファイトではいきなり大当りが始まる(基盤上のチップに直接作動している)などが考えられるからである。この商品が現時点でどれほど有効か分からない。そして、島の裏にセンサーを付けているタイプ(島の上にパトライトがある)なども、誤作動を押さえるためにパルス信号を拾わなくしている物が有りますが、実際のゴト師が飛ばしているのは『パルスレーダー』的な電波です。一度正常に動作するか確認をした方がよいでしょう。ただしAC電源から取った、ただの144MHzでは、実験になりません。 現在考慮中または購入したばかりの方がいたら、是非、上記について質問をしていただきたい。

来年初頭には、全国でスロットル機の電波ゴトがフィーバーするでしょう。 皆様気を付けてください。


最近のホール検査で……。

 K県の某ホールにて、ついに私が見ても分からないレベルの裏ロムが、CRモンスターハウスから出て きました。今までに数千台のモンスターの基板を見てきて、数百個の裏ロムを撤去(私が直接)してきたにも関わらず、『A・P-1』と、答えが違ったのです。初めてのことです。自分で開発した商 品と自分自身が戦う変なことになりましたが、軍配は『A・P-1』に……。先日都内で発見した裏ロムが『最高の出来』と、報告しましたが、それをも上回るできです。 とにかく、私がここまで言うのですから、その出来は想像できると思います。

検査結果

CRモンスターハウス5個
CRギンギラパラダイス5個
CR大工の源さん3個
マジカルチェイサー5個

計18個の裏ロムを発見撤去しました。
被害推定金額1億3,840万円

目視点検を行っているホールでは、益々気を付けて下さい。


今年一年間を振り返ってみて。

各組合で行った『不正防止講演会』(約二時間)

2月愛媛県遊技業協同組合
3月函館方面遊技業協同組合
5月静岡県浜北遊技業協同組合
6月須磨遊技業協同組合延岡遊技業協同組合
9月日遊協北海道支部総会
10月兵庫県遊技業協同組合茨城県石岡遊技業協同組合
11月青森県上三十遊技業協同組合

他にも、ホール様単位で『不正防止講習会』(約四時間)を、数十回行いました。

テレビ、マスコミ関係

日本テレビ『徳光、鶴瓶の危機一髪』NHK衛星第一写真週刊誌『フラッシュ』、パチンコ必勝ガイド、業界紙などは、数知れず。

ホール検査で印象に残ったケース。

1月
S県での検査で、4店舗から裏ロム42個、ぶら下がり約20個(外された痕跡数十個)
被害推定金額5億5,800万円

総マネージャーと呼ばれる人間により、その加担従業員数13名。全員翌月中に解雇。

10 月
K県での検査で、現金機のみ31個の裏ロムを発見除去する。
被害推定金額2億9,200万円

華観月の新カシメから出た裏ロムは、取り付け形跡が全くなく、あまりの出来の素晴らしさに講演会用に、基板を一つ頂いたのだが、あまりの出来の良さにかえって講演会資料とならずに、苦笑い。

メーカー絡みでは……

 大東音響の『ワンワンハウス』のセットロム問題。アルゼの『ハナビ』『バーサス』『サンダーV』 のセットロム問題。タイヨーの『ファニーサンタ』のセットロム問題と、本当にメーカー絡みと呼べる、問題が噴出しました。このセット打ちならびにハナビの裏ロムの写真に関しては、インターネット上に後悔していますので、会員の皆様は、一度目を通してください。ちなみに、アルゼの『ハナビ』は、出荷差し止めになっています。回胴遊商と日電商の皆様には、拍手を送りましょう。このアルゼ問題は、7月に最初の話を掴んだ頃から、どのように発表するか迷ったあげく、沖縄でホール検査をしている最中に「大分でセット打ちをやっていた若者が捕まった」との情報で、沖縄から全国に電話を掛けまくりました。一睡もしていない状況で、ふらふらしながらお話をした方もいて呂律(ろれつ)が回らなかったことをお詫びします。個人的には、一番印象深かった事件だと思います。


その他

 コンサルタント会員(インターネット会員を含む)が、全国に増え、北海道から沖縄まで私の考える “弊社を中心とした不正防止の輪"が、一挙に大きくなったこと。 但し、12月になって、各メーカーから一斉に入会の申し込みを受けているのだが、どう対処して良いか迷っているところです。いつもお読みになっている方々は良くお分かりのように、私はお上手を言う事が出来ず、どちらかというと毒舌家と言ってもよいかも知れません。(本人は疑問符だが……)来年には直接、入会の本意について聞こうと思っているが、取り敢えず、このFAX.Newsや、インターネットが評判を呼んでいることだけは確かなようだ。

最近『Pステーション』に出演しないことについて。

 都遊連青年部から依頼され、Pステーションが製作した『不正の現状と対策』のビデオ内で、弊社の許可なく不正に使用されている7分間あまりの部分について、係争中です。詳細を述べることは出来ませんが、弁護士を通じて5回に及ぶ内容証明書を送っても、何等返事すらしないPステーション側と、やっと12月18日に調停の場を設けました。次回は、2月12日です。結論が出た頃には、各業界紙等でもご報告させていただきます。


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